• INTERVIEW

#03

ジャケット4万円、ポロシャツ1万6000円、パンツ2万8000円、帽子1万3000円、ベルト1万8000円、シューズ2万8000円、 キャディバッグ6万円(すべてマスターバニーエディション/マスターバニーエディション 広尾店 Tel.03-6721-7063)

クラブハウスでのオシャレ感を演出できる。
“技ありニット・ジャケット”はマストバイ!

柔らかいアンコン・ジャケットなのに、正統派ダブルブレスト。
遊びゴコロを取り入れたスタイルを構築しよう!

文=鶴原弘高 写真=筒井義昭 スタイリング=森岡 弘(glove)ヘア&メイク=TOYO
model=Eduard Badaluta(donna)撮影協力=マセラティ ジャパン

クラブハウスではジャケットを着用するのがゴルファーの基本マナーだが、穏やかな陽光が差す春先には、少しリラックス感のあるジャケットを羽織りたい。 そんなときに活躍してくれるのが、このマスターバニーエディションのアンコン・ニット・ジャケットだ。

小さめの襟でカーディガンのように羽織れる。カジュアルでリラックス感がありつつ、ダブルブレストになっているのがポイント。ボタンを止めて着ると、少しフォーマルな印象にもなる。

ローゲージのニット編みになっていて、着心地は軽快そのもの。運転中に着用していても気にならない柔らかさで、なおかつ通気性がよくて涼しい。夏場でも家からゴルフ場に羽織っていける。

メッシュのようなローゲージのニット編みで、素材感はクタッとして柔らか。カジュアルに袖をまくって着てもサマになり、それでいてダブルのデザインがニクイ限り!  これ1枚で大人の遊びゴコロも演出してくれる。

ネイビーのジャケットには、ホワイトや淡いブルーのパンツを合わせるのが清潔感のある春の王道スタイル。 そこにも少し遊びを取り入れて、細かいフラワー柄のパンツを取り入れると、いっそうオシャレ感が増すだろう。

清涼感のあるシアサッカー素材のポロシャツは、襟はボタンダウンで胸部にも5つのボタンがあり、ドレスシャツのような雰囲気。ジャケットと相性がよく、もちろんプレー中の快適性も備わっている。

小花柄はイタリアでも流行中。こちらのパンツはフラワープリントにオーバーダイ(上染め)することで、ヴィンテージテイストに仕上げられている。派手な印象にならないから取り入れやすい。

これほどスタイルアップに役立つアイテムが、すべてゴルフ・アパレルのブランドから作り出されていることには驚くばかりだ。

流行のレトロ柄を組み合わせると、
新鮮で今っぽい着こなしになる

「素材感が柔らかいジャケットにショートパンツを組み合わせて、カジュアルでありながら大人っぽさを感じさせるスタイルに仕上げました。ゴルフらしさを醸し出す薄いグリーンのパンツは、清潔感のあるネイビーと相性がいい。あまりにヴィヴィッドなグリーンだと派手すぎて着こなしづらいのですが、このショートパンツの色合いならば、うまくコーディネイトに馴染ませることができます。遠目には薄いグリーンに見えますが、実はよく見ると流行中のレトロ柄になっていて、さりげなくトレンドを押さえているのもポイント。こういったスタイルの足元にはローファーを合わせがちですが、そこはあえてスニーカー・タイプのスパイクを選択しました。少しだけハズしを効かせた、洒落者ゴルファー・スタイルになりますよ」

ジャケット4万円、ポロシャツ1万5000円、ショートパンツ2万4000円、ベルト1万5000円、シューズ2万8000円(すべてマスターバニーエディション/マスターバニーエディション 広尾店 Tel.03-6721-7063)

PROFILE

スタイリスト

森岡 弘 さん

1958年大阪生まれ。(株)婦人画報社『メンズクラブ』のエディターとして活躍後、1996年スタイリストとして独立、(株)グローブ を設立。ファッション雑誌にとどまらず、アスリート、アーティストなど幅広いジャンルで活動。『男のお洒落の方程式』など著多数。


2000年8月に創刊された男性向けの月刊誌。クルマを中心として、ファッション、時計、インテリアなど男心をくすぐるモノを扱うライフスタイルマガジン。初代編集長は鈴木正文氏。2011年12月号より、現在の村上政が編集長。